◆第109回 人文科学とコンピュータ研究会発表会

主査:  松村敦
幹事:  亀田尭宙、鹿内菜穂、土山玄、山田太造

会場情報

 日時 2016年1月30日(土)
 会場 国立情報学研究所 →アクセス
    当日は正面玄関が閉まっていますので、右手を回って北側の入り口からお入りください。

締切

↓延長しました

募集内容

-情報技術を活用した人文科学分野の研究
-人文科学に関連する情報資源の記録、蓄積、提供に関する研究
を幅広く募集しています。

申込方法

参加費(聴講)

学生一般
SIGCH登録会員無料無料
情報処理学会会員500円1500円
非会員1000円2500円

詳しい情報は下記URLをご覧ください.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

プログラム

午後半日のセッションとなっています。詳しい時間などは後程掲載します、遅くなっていてすみません。

(01) ISO/IEC 10646への変体仮名収録提案―レパートリと符号化アーキテクチャ―
○高田 智和(国立国語研究所) 小林 龍生(情報処理推進機構) 田代 秀一(情報処理推進機構) 矢田 勉 (大阪大学)

仮名の異体字である変体仮名は,学術用途あるいは行政用途において,文字コード標準化のニーズがあるが,これまで文字コード標準に収録されることはなかった。これらのニーズを受けて,2015年10月に国際規格ISO/IEC 10646への変体仮名収録提案を行った。本報告では,標準化提案のレパートリと符号化アーキテクチャについて述べる。

(02) 前近代日本史史料に関わる人名情報の収集・蓄積に関する考察
○山田 太造(東京大学) 井上聡(東京大学)

東京大学史料編纂所では前近代日本史・史料学研究に関わる30ものDBを公開している.これらのDBの多くは人物に関わるデータを含んでおり,史料テキスト内に出現した人名・その人物の別称・官位,肖像・写真,花押,さらに人名辞典などがあり,多様である.本研究では,人物に関わる多様なデータを収集・蓄積するために構築している「人名リポジトリ」について紹介する.

(03) 古典籍書誌注記文からの作品構造および関連人物のつながりを明らかにする周辺情報抽出
○吉賀 夏子(佐賀大学大学院) 渡辺 健次(広島大学大学院) 只木 進一(佐賀大学大学院)

江戸時代を主とした古典籍の研究では、書名、編著者、刊行年等の通常の書誌情報以外に、表紙、見返し、序跋文等の多くの周辺情報が必要である。このような周辺情報を書誌情報として記述するには、作品の構造や関連人物のつながりが明らかになるような書誌記述の枠組みだけでなく、それらの半自動的な構造化書誌データ自動作成技術が求められる。本研究では、事前に収集したWeb公開されている予備知識、専門知識に相当するデータと形態素および文書構造の解析を組み合わせることで、書誌注記文から日時、地名、人名、部品名を含む専門用語等の候補を高精度に抽出するツールを作成した。その手法と効果について報告する。

(04) 企画セッション(テーマ調整中)

※じんもんこん2015の最優秀論文賞および学生奨励賞の表彰が予定されています

懇親会

17:30~
於「魚串さくらさく神保町店」
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13152128/

予算は4500円程度で、学生割引を予定しております。

1/22 12:00 までに

名前:
メールアドレス:
学生or一般:
出席or欠席:

を下記問い合わせ先までお送りいただきますよう よろしくお願いいたします。

お問い合わせ先

亀田 尭宙 kameda■cias.kyoto-u.ac.jp(@を■に変更しています )


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