◆第91回 人文科学とコンピュータ研究会発表会†主査:関野樹,幹事:後藤真,阪田真己子,高田智知,山田太造 会場情報† 日時 2011年7月30日(土) 懇親会† 日時 2011年7月30日(土)18:30より 発表申込†発表申し込みは締め切りました. 参加費(聴講)†
詳しい情報は下記URLをご覧ください。 冊子体『研究報告』のオンライン化について;†昨年度より、情報処理学会のすべての研究会は、論文誌を全面的にオンライン化することになりました。 この方式は、事前にインターネットから論文をPDF形式でダウンロードしていただく(研究会員は無料、それ以外は有料)、 論文は通常、研究会開催日の一週間前からダウンロード可能となります。 CH研究会は、人文系との中間領域であることもふまえまして、22年度にかぎり、
印刷した冊子を作成いたします(23年度以降は未定)。 研究会のみなさまにはご不便をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願 いいたします。 プログラム †7月30日(土) [10:30-11:10] 過去数年分の刑事裁判の判決文を収集し、人手で量刑に関わる言語表現のタグ付けを 行っている。そのタグの整理・分析に基づいて、量刑関係情報の自動抽出について検討 した。 [11:10-11:50] 森、安倍、福田、麻生、鳩山の5つの内閣を対象に、4全国紙の内閣関連社説内のポジ ティブな意味の語とネガティブな意味の語を数え時系列で論調を指数化したところ、ど の内閣でも支持率と有意な相関があった。 [11:50-12:30] 日本語版Wikipediaにおいて、図書館情報学と結晶成長学の専門用語がどのように記述さ れているかを観察し分析した。分析には因子分析を用いた。2分野の分析結果を比較 し、記述傾向に違いがあることを確認した。 12:30-13:45 昼休み(75分) [13:45-14:25] 博物館資料メタデータの作成支援や修正,Linked Data化における有効性を計るため,展 覧会カタログに記載されている出品目録の記述項目と値を調査・分析した.Webサイト上 で公開されているメタデータの記述項目数や記述率などと比較した. [14:25-15:05] 本研究では日本史史料を対象とした翻刻支援のためのシステムについて述べる.我々の システムには史料画像上の任意の位置へのテキスト付与やアノテーション付与などの機 能がある.これらの機能を実現するための翻刻管理やテキスト構造化の手法を示す. [15:05-15:45] 「東洋学文献類目」(類目)の EsT を用いた再実装の試みについて述べる。類目はデー タの蓄積の点でも電子化の点でも歴史が長く、レガシー問題を抱えている。このメンテ ナンス性の向上と Linked Data 的な性格の付与を試みる。 15:45-16:00 休憩(15分) [16:00-16:40] 能の舞は、型付と呼ばれる資料に記述された所作単元の時系列的な組み合わせにより動 作が決められる。本研究では、モーションキャプチャにより収録した所作単元から、一 連の舞に組み込まれても必ず演じられるコア部分を抽出し、これらを時系列的に配置す ることにより、能の舞を3Dアニメーションとして合成する手法を提案する。 [16:40-17:20] 1900年代から2000年代に発売された乗用車の側面輪郭形状を,楕円フーリエ記述子を用 いて解析し,乗用車デザインの年代に伴う変化や製造地域(欧州・北米・アジア)によ る違いについて定量的に分析した. 「石造遺物デジタルアーカイブ構築のための撮影手法の開発」はキャンセルとなり, お問い合わせ† 阪田 真己子(同志社大学文化情報学部) 2023-07-05 (水) 18:01:16 開催予定に戻る |