開催予定に戻る ◆第86回 人文科学とコンピュータ研究会発表会†(主査:後藤真,幹事:上地宏一,鈴木卓治,関野樹,三宅真紀) 会場情報† 日時 2010年5月22日(土) 懇親会† 日時 2010年5月22日(土)17:30より 発表申込† 発表申し込みは締め切りました. 冊子体『研究報告』のオンライン化について;†昨年度より、情報処理学会のすべての研究会は、論文誌を全面的にオンライン化することになりました。 この方式は、事前にインターネットから論文をPDF形式でダウンロードしていただく(研究会員は無料、それ以外は有料)、 論文は通常、研究会開催日の一週間前からダウンロード可能となります。 CH研究会は、人文系との中間領域であることもふまえまして、22年度にかぎり、
印刷した冊子を作成いたします(23年度以降は未定)。 研究会のみなさまにはご不便をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願 いいたします。 プログラム †5月22日(土) 『内村鑑三全集』全40巻(岩波書店)がDVD版全集として、刊行会 によって刊行になった。このことについて、学術資料の電子化、電 子出版の意義について考察する。特に、言語研究の面から、文字処 理・言語処理の問題点を考える。 [13:40-14:20] 仏教用語を定義する例文に関するサンスクリット原典、およびそれ に対応する古典期の翻訳(漢訳・チベット語訳)と近現代の欧米言 語訳をデータベース化する際の課題について検討する。 [14:20-15:00] インターネットで情報流を制御する複雑系のエージェントを提案す る.着眼点は,「公共性と私性の循環と相克が情報漏洩等の問題を 引き起こす」と観る事である.エージェントの相互作用を哲学的・ 社会システム的に捉え,その人文科学的見地を情報流制御に反映さ せる.情報流は,新たに定義する色彩循環の比喩モデルとして記述 され,マルチエージェント・シミュレータによって制御パラメータ を解明する枠組みが考察される. 休憩 15:00-15:20(20分) [15:20-16:00] 本発表では、2009年から2011年にかけて京都市で行われた京町家 まちづくり調査における、一般市民参加者による調査後プレゼン テーションの記録を分析することによって抽出されたキーワード から地域史を検討する。 [16:00-16:40] 本研究では、複数人が共同で創作活動を行う際のコミュニケーシ ョンの生成過程を言語・非言語情報の両面から明らかにすること を目的とする。本稿では、市販ブロック玩具を用いた課題を設定 し、その課題遂行における発話・身体動作を定量化する。 お問い合わせ† 関野 樹(総合地球環境学研究所) 2023-07-05 (水) 18:01:17 開催予定に戻る |