人文科学とコンピュータ研究会 奨励賞
人文科学とコンピュータ研究会 奨励賞†
人文科学とコンピュータ研究会 奨励賞は、当研究会が優秀な研究発表を行った学生を表彰する機会を設けることにより、次世代を担う研究者の研究を奨励し、人文科学分野へのコンピュータの応用に関する研究の発展を促すことを目的としたものです。毎年1回程度、通常の研究会の中で開催される学生セッションから、最も優秀な発表に対して授与されます。
太字は受賞者、カッコ内は共著者。所属は当時のもの。
研究発表会の論文は情報処理学会の情報学広場:情報処理学会電子図書館にリンクしています。各論文の要旨を閲覧することができます。
研究会に登録していただきますと、各論文の本文を閲覧することができます。
2017年†
- 村山 実和子(九州大学大学院)
形態論情報の多重化による洒落本コーパスの質的拡張
(2017-CH-114)
- 新井 庭子(東京大学大学院)
テキスト読解の困難さに関する定量的分析―小・中学校の理科教科書を事例として
(2017-CH-114)
2016年†
受賞の言葉
奨励賞を頂き、大変光栄です。もともと私の専門は近代欧州の数学史でしたが、博士課程編入後に日本の歴史地震資料を読む研究会に所属したことがきっかけで、古典籍やくずし字の学習支援に関わるようになりました。今後は学習支援の枠を超えて、古典籍に関する学術活動全体を活性化する研究に繋げていきたいと考えています。また、本研究は、大阪大学を中心とした科研研究『日本の歴史的典籍に関する国際的教育プログラムの開発』の一環として実施されたものであり、代表の飯倉先生をはじめとして、多数の方々のご協力なしには実現しえなかったものです。この場を借りて御礼申し上げます。
くずし字学習支援アプリKuLAのダウンロードURL:
2015年†
受賞の言葉
この度は、このような栄えある賞を頂きまして、大変光栄です。
専門分野は国語学で、普段は日本語の文法史の研究をしています。
普段の研究で言語資料を扱う中で、資料中のテキストをもっとデジタルに寄せて記述し、
そのデータ同士を関連付けて扱えないか、と着想したところから今回の発表に至りました。
今後は、門外漢ではありますが、文同士・形態素同士を自動で対応付けるためのアルゴリズムについて勉強を進めていき、
また、どこかで発表の機会を頂けたらと思います。
この場をお借りして、発表をお聞き下さった皆様、また、今回こうした発表の機会を与えて下さり、
懇切丁寧なご指導を頂いた永崎研宣先生にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
2014年†
2013年†
2012年†
2011年†